「劇場版〜空の境界 第二、三章」。

二つまとめて。


先月、そして今月と。

見てきましたよ。
毎月新宿に通い詰めですなぁ。
でも楽しいので良し。


どちらも一作目と同様、脚本等に無駄が無く
伝えたいテーマをきちんとおさえた造りになっていると思われ。
初回に頷けたクオリティを未だ保つとは。


最初に小説を読んでいる時は、自分の脳内イメージに頼ってる訳ですが
今度読み直す時には、もう「見た」イメージしか湧いてこないでしょう。
ソレ位しっくりと来る出来だと、今回も思いました。個人的に非常に満足。


「第二章 殺人考察(前)」。
個人的ポイントを3つ。


一つ。着物姿の式を堪能。織とのやり取りも堪能。
二つ。(後)への伏線。小説時は全く気付けませんでした。
三つ。竹林での追走劇。次(四章?)への繋ぎ方が気になるです。


時間軸的には一番最初の部分。
二人の出会いやら、「直視の魔眼」を得る原因やら。
映像は「小説そのまんま」なので、全体を理解してないと何が何やら。
それでもテキストに比べれば、遥かに解りやすかったですけれど。w


「第三章 痛覚残留」。
個人的ポイントを3つ。


一つ。黒桐の「遭遇率」は異常。後、探し物の達人、すぎる…。w
二つ。喫茶店での鮮花赤面シーン。おかしい、俺に妹属性は(ry
三つ。「両義」vs「浅上」。「万物には〜」の件に背筋がゾクリ。


最後の最後でどらえいものを曲げる藤乃。
ビジュアル的には凄い、ですな。やっぱり。
そして、その後のシーンは同情せざるを得なかった…。ほろり…。


もう一つ。
この章のとっかかりとして、また演出的に外す訳にはいかないと
スタッフの人も言っており、自分もそれに頷くしかない冒頭のシーン。
一人難を逃れるが、それ以外には天誅(人誅?)が下るので
まぁ俺的に納得出来なくもなく。ごにょごにょ。
この手合い(表現、話、etc)は無茶苦茶苦手。
創りモノですら殺意が湧いてくる、のですよ。マジで。


と、最後はうっかり熱くなりました、が。総じて本当に良くできた作品。
第三章の上映期間が短かったり、第四章の予定がまだ未告知だったりしますが
常時チェックして最後まで通い詰めたいであります。同行者も募集中。w


おまけ。

第二、三章のパンフ、ストラップ、と
購入特典の何か。(って何w)


あー。DVD化もして欲しいなぁ。
まとめて家でじっくり見るのも贅沢な感じ。


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